2月
探検隊下見・里山復元活動
 とにかく仕事が忙しいことと、疲れが溜まり休日にリハビリで外に出られなくて ほとんど、探検隊の下見と当日以外は「横沢入」にはいけなくなってしまいました。 オオタカPJ・里山遊志・そして私の母体であるムササビの会の皆さんごめんなさい。
探検隊の下見といっても、この季節はテーマがみつけ辛いのが実状。 冬芽や水生昆虫の越冬状況などの観察をすればよいのだが、これではただの自然観察会になってしまい、 探検隊の趣旨と今ひとつ違う。(一応コンセプトにはこだわっているのです) また、この時期は水路が凍り付いていて、それをわざわざ割って環境を著しく変えることは とても忍びない
 いろいろ悩みながら結論が出ないままに、スタッフ3人黙々とスコップを持ちながら 水路づくりをしていました‥‥‥。

6日(日)
第23回 里山探検隊 by やっさん

 この日のテーマは「落ち葉」

まずは、秘密(?)のエノキに行って皆で落ち葉の神経衰弱。 保護色になっていて非常に見つけにくいのだけれども、なれてくると背中に 棘のようなものが生えている オオムラサキ・ゴマダラチョウの幼虫が見つかります。棘が、3つあって大きい方が、 ゴマダラチョウ。 生育はオオムラサキよりも早いのでこの時期は大きさが大きいとのこと。


顔のアップはまた特別にかわいい(?)
私の不思議なのは、これだけ幼虫が沢山いるのにオオムラサキの成蝶をこの「横沢入」で まだ一度も見たことがないこと。私の横沢七不思議なのだ!
大人たちがいつまでも神経衰弱に熱中していると、子供たちはそのそばの アケビのツルでターザン。 そうかと思うと、田圃跡の水たまりは一面凍っていて、そこでスケート遊び。 これは大人たちもいつの間にか参加していました。

 よく、子供たちを遊ばせるのに、ここは危険とか怪我をしそうとかいって 制限してしまうけど、実際は子供は体が軽く身も柔らかいので、 大人の感覚以上にすごいことになっても怪我はしないものなのです。 (でも、一応探険隊は傷害保険には入っています。)

午後は、落ち葉を集めて腐葉土づくり。
別に何かを育てるわけではなく、そこから生まれてくるいろいろなことを楽しみにしたもの。
子供たちは、そこへ入り込んで大はしゃぎ。大人も何人か混じっていました。
今年は、その中にカブトムシでも卵を産んでくれればよいのだけれども。


27日(日)
里山見学・里山復元活動

 ムササビの会の人たちと2年ぶりに町田市にある図師小野路へ。
ここは都の環境保全地域に指定されたところで、つい何年か前までは、 「横沢入」と同じように荒れ果てた場所でした。それが、保全地域に指定された後に、 地元の経験者たちが集まって、基本的に土日を利用して、草刈り・水路・雑木林の下草狩りなど 里山の復元活動を実現させたところです。
私は、2年前に見学に行ったのですがあのとき作りかけていた、 ため池も完成し立派は里山として復元ができていました。 残念ながら写真を撮ることはできなかった(時間がなかった)けど、2年前の様子を一枚。
今も、復元活動は続いていてこの日は、雑木林の選定をしていました。
うらやましいの一言。「横沢入」も都に買い取ってもらって、皆で復元活動をして行きたい!


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